胃もたれ

食事が日々の楽しみになっている人は「つい満腹まで食べてしまう」ことがあります。また、それほどの量を食べていなくても「以前はこのくらいで胃もたれなんてしなかったのにな〜」という人もいるでしょう。「お付き合いで飲み食いすることが多くて胃腸が疲れてしまう」という人もいますね。

胃もたれが起きる原因として、胃の処理能力を超えた食事量,食事内容であるケース・胃腸の弱りで消化能力が落ちているケース・胃の機能を邪魔している原因があるケースなどが挙げられます。

もしも飲み会の後や食べすぎた後に一時的な胃もたれが起きやすいのであれば、消化を助ける漢方薬を頓服する方法があります。食べ過ぎないように・・・と思っていてもつい食べてしまうことってありますものね。特に美味しいものはそういうものです。

もしも少量でも胃もたれしてしまう・胃もたれを繰り返すなら胃が弱っている可能性が高いです。胃の機能自体を回復させる必要があります。過労や寝不足はないか、胃腸の機能をはばむ余分な水や老廃物がたまっていないか、ストレスによる影響はないかなど体の状態に合わせた漢方薬を組み合わせて飲まれるといいでしょう。

基本的に胃もたれを起こしにくい食べ方は、体温より温かいものを、よく噛んで、腹八分目にして、ゆっくり食べることです。なるべく脂っこいものや刺激の強いもの、甘いものを避けることが好ましいので外食時のメニュー選びの参考にしていただければ幸いです。これはどんな人にもおすすめの養生ですので、漢方薬を飲むのもな〜と迷っている方はここから始めることをオススメします。

もしも長く続く胃の不調であれば養生だけでなく漢方薬を服用された方が改善が早いです。お悩みの方はお気軽にご相談ください。

成城漢方たまり・谷澤瑛美