気(き)のお話

2021.9.15

突然だけど「気(き)」と聞いて何を思い浮かべますか?なんだか怪しく聞こえるかもしれませんね。

でも実は、私達は日常生活で「気」を無意識に感じています。

・やる気
・元気
・気力
・気を張る
・気が抜ける
・気が滅入る
・気乗りしない

など、どれも自然に使っている言葉です。

気というのは「目に見えないエネルギー」と表現されることが多いですが
人体を構成し生命活動を行う基本物質で大切なものです。

ん〜、なんだかピンとこないですか?
体の「元気」と考えてもいいかもしれませんね。

元気があると色んなことができますよね。
・仕事をする
・勉強をする
・趣味を楽しむ
・友人と遊ぶ
・料理を作る
・家事をする
私たちは気がないと活動することができません。
車のガソリンのようなものです。
このように「体を活動的に保つ力」は気の働きによるものです💡

他にも血を押し流す、体温を保つ、体に必要なものが外に漏れないようにとどめる、病から防御するなど様々な働きをしています。

現代でいうATPのようなものでしょうか。目には見えないけど確かに存在している、欠かせないエネルギーです。(ATPが怪しいという人はいないですよね)

ちなみに気にトラブルがある時(不足してる、流れが乱れているなど)は、疲れやすい、カゼを引きやすい、食欲不振、体が冷える、落ち込む、イライラするなど様々な不調が生じます。
それらについては、また別の機会でお話ししますね。

そいでは、この辺で。

成城漢方たまり 谷澤瑛美