生理前・生理中の不調
最近生理前・生理がつらいとお悩みのお客様(30代・女性)
生理前になるとメンタルの波が激しくて、イライラしたり落ち込んだりする、過食してしまう。生理痛が強く経血に大きな塊が混じる。出血が一定でない。なんだか朝から体が重くて疲れている感じがするとのお話しでした。
一般的にPMS(月経前症候群)と言われる生理前の不調は、自律神経が乱れやすく・気の巡りが悪くなっているタイプに多いです。これを気滞(きたい)といいます。また、過食により体のキャパを超えた食事量を摂取したり、普段から甘いものや味の濃いものをたくさん食べる習慣があると、胃腸の弱りや体内に老廃物が溜まりやすくなります(痰湿:たんしつ)。その結果、体がだるい・重い・疲労感などを生じるのです。
さらにこのような気の巡りの悪さ・老廃物の蓄積は血行不良を引きおこし、生理中の不調も招きます。強い生理痛・経血がドバッと出たり少なくなったり・経血に塊が混じる・経血がドス黒い赤色などは血流が悪いタイプに多く、この方も同様の状態でした。
お話をお伺いしていると子育てや仕事でストレスを感じており、自律神経に負担がかかっているようでしたので、ストレスケアしながら気の巡りを整える漢方薬・血流を改善しやすい漢方薬・食事の影響で老廃物が蓄積しないように助ける漢方薬をご用意しました。すると翌月から生理前および生理中の症状の一部が軽快し始め、3〜4ヶ月経つ頃には「生理前・生理中に感じていた不調がほとんど気にならなくなった!毎日とても元気に過ごせるようになった!」と喜んで頂きました。不調が減ったことで気持ちのゆとりが生まれ、日々を楽しめるようになったとおっしゃっていました。いや〜素晴らしい。
女性にとって生理は毎月のことなので、生活の質に大きく関わります。長い人だと排卵後〜生理が終わる頃まで、1ヶ月のうちの4分の3は調子が悪いと訴える方もいるんですよ。生理まわりを整えて、快適に過ごせる日を増やしたいですねᐠ( ᐛ )ᐟ
同様のお悩みがある方はお気軽にご相談ください。
成城漢方たまり 谷澤瑛美